ボディハイフとは?業務用機器の種類や選び方のポイントについて紹介!
業務用ハイフ
顔のたるみ改善や引き締めに効果があると言われているハイフですが、ハイフには「ボディハイフ」というものもあるのをご存知でしょうか。
今回は、ボディハイフとはどういったものなのか、また業務用機器の選び方などについて解説していきます。
リフトアップだけではない!ボディハイフとは?
ハイフと言うと通常、フェイシャルエステの施術が思い浮かぶかもしれません。ボディハイフは、その名の通りボディに対するハイフの施術です。まずは、ボディハイフについて詳しく見ていきましょう。
部分痩せに効果的
ボディハイフとは、ハイフの超音波エネルギーを対象となる部分に照射する治療方法です。ボディハイフはピンポイントでエネルギーを照射するため、集中的に狙った部分の脂肪層にだけダメージを与えることができ、周辺の筋肉や皮膚を傷つけるリスクが低いです。
気になる部分にだけ効果を集中させることができるので、部分痩せに効果的だと言われています。
リバウンドしにくい
ボディハイフには、リバウンドしにくいという特徴もあります。
脂肪層に直接アプローチすることで、脂肪細胞の機能そのものを抑える効果が期待できるため、リバウンドしにくい痩身施術と言われています。
機能しなくなった脂肪細胞は老廃物とともに体外へ排出されるため、脂肪細胞が復活せず、余分な脂肪を減らして引き締め効果を期待できる施術方法です。
ハイフにはどんな機器がある?
一口にハイフと言っても、機器によっていくつかの違いがあります。ここからは、ハイフ機器の種類によってどう違うのかを見ていきましょう。
関連記事:サロンが買うべき業務用ハイフの種類とは? 選び方のポイントを解説!
医療用と非医療用がある
ハイフ機器を大きく分けると、医療クリニックで使用する医療用と、エステサロンで使用する非医療用の2つに分けられます。
医療用ハイフは出力が高く、高い効果が期待できる反面、機器本体の価格も高価なため、施術価格も高価になりがちです。また、当然ながら、医療行為ができる施設にしか導入できず、有資格者が施術する必要があります。
非医療用ハイフは、医療用ハイフと比べると出力が抑えられています。その分コストを安く抑えることができ、また、施術の痛みも低い傾向にあります。
サロンにおすすめ!3種類のハイフ
それでは、非医療用ハイフの中から、サロンにおすすめの3種類のハイフについて見ていきましょう。
蓄熱式ハイフ
1つ目のハイフは、蓄熱式ハイフ。SHS方式とも呼ばれています。
蓄熱式ハイフは、強い出力を高速連射することによって、スピーディに施術をすることができます。
後述する2D、3Dハイフと比べると、照射している途中でも施術を止めることができるので、お客様が痛みや違和感を訴えた場合でも、すぐに対応することができます。
2Dハイフ
2つ目は、2Dハイフ。
2Dハイフは、超音波を照射する点が線状に並んでおり、2~3秒かけて1ラインずつ照射していくタイプです。
1ライン照射したら0.5cmずらして照射する、と繰り返すため、蓄熱式と比べると時間がかかり、施術者の技術が必要です。しかし、比較的細かい範囲を照射できるため、技術力に自信があり、丁寧な施術をしたいというサロンにおすすめです。
3Dハイフ
3つ目にご紹介するのは、3Dハイフ。
3Dハイフは照射点がたくさん並んで面になっており、広いエリアを2~3分かけて照射するタイプです。一度に照射できる範囲が広いため全体の施術時間が短く済み、2Dハイフと比べると照射ムラが起こりづらいと言われています。
ボディハイフを導入する際に確認したい3つのポイント
ボディハイフをサロンに導入する際、どんなことに気をつければよいのでしょうか?確認しておきたいポイントについて見ていきましょう。
ボディに特化した機器を選ぶ
ハイフ機器は機能によって、フェイシャルに向いているか、ボディに向いているかが違います。フェイシャルとボディで、アプローチする層が違ってくるためです。
ボディハイフにおすすめなのは、やはりボディ専用ハンドピースが付属している機器です。ハイフにはカートリッジタイプのものもあり、8~13mmのカートリッジならボディの施術も可能ですが、効果やコストを考えると、ボディ専用プローブで施術するほうが、効率が良いでしょう。
ボディ専用のハンドピースなら、1プッシュで576回ものショットができるため、広範囲で綿密なトリートメントを短時間で行うことも可能です。
コスト
新しくハイフを導入する際、一番気になるのは本体の価格でしょうが、ランニングコストも考慮する必要があります。
いくら本体の価格が安価だったとしても、付随する消耗品のコストがかかってしまったり、メンテナンス費用が高額であれば、結果的にコストが高くついてしまいます。本体の価格だけでなく、メンテナンス費用なども確認するようにしてください。
安全性・サポート
性能や施術の効果が高い機器も良いですが、大切なのはやはり、お客様が安心して施術が受けられるかどうかです。
機器の安全性の評価をチェックし、お客様が安心できる機器を選ぶようにしましょう。また、安全性を保つためには、メーカーがアフターサポートを行っているかどうかも関わってきます。保証期間がどれくらいついているかや、保証内容なども事前に確認するようにしましょう。
ボディハイフの注意点
ここからは、実際にボディハイフの施術を行う際、注意するべきポイントについて見ていきましょう。
施術できない場合がある
ハイフは安全性が高く、ほとんどの肌質で受けられる治療方法ですが、お客様によっては施術できないことがあります。
アトピー性皮膚炎やケロイドになりやすい体質の人、妊娠・授乳中、照射したい部分に傷があったり金属が入っている人、一部の疾患、特に肝臓や腎臓に疾患のある人などは、ハイフを受けられない可能性があります。
痛みを伴う場合がある
ハイフは、超音波を当てて生じた熱エネルギーを利用する治療法なので、痛みがまったく出ないというわけではありません。
施術する部位の違いや個人差もありますが、照射するとチクチクと痛みを感じる場合があります。施術中に感じても、時間と共に消えていく人がほとんどですが、皮膚を傷つけ炎症を起こしてしまったり、神経を損傷してしまったりというリスクが伴うことを覚えておきましょう。
ボディハイフを導入して、メニューを充実させよう!
ハイフの中でもボディに特化したボディハイフは、気になる部分を集中的に施術することができ、リバウンドしにくく、効果が現れやすいなど、たくさんのメリットがあります。
業務用のボディハイフを導入すれば、お客様のニーズに合わせてメニューを充実させることが出来るでしょう。サロンに合った、業務用ボディハイフを探してみてください。
この記事で紹介した製品について
詳しく知りたい方はこちら